妊活中は運動して血流をよくしたほうがいい、とはよく言われますよね。
でも実は、逆効果になる運動があることも知っておいてほしいのです。
同時に効果的な運動もおさえて、効率よく妊活をすすめたいですよね。
妊活中NGなのははげしい運動
妊活中は、血流をよくするために積極的に運動するのがいいと言われてますよね。
でも、はげしい運動は、妊活では悪影響になるから気をつけてください。
体の中に活性酸素とよばれる、細胞を老化される物質が作られてしまうのです。
活性酸素は体を老化させるだけでなく、卵子や精子も老化させます。
これにより正常な排卵が起こらなくなったり、生理周期が乱れたりすることがあります。
はげしい運動については、このあとくわしく書きますね。
運動不足は不妊リスクを上げる
運動不足により血行不良となると、卵巣や子宮なども血流がわるくなり、不妊になりやすいと言われています。
また、運動不足は肥満を招きやすいです。
以下のように、肥満は、不妊のリスクを上げてしまいます。
肥満体型のリスク
◆BMI25以上・排卵障害のリスク上昇
働く女性の心とからだの応援サイト 厚生労働省
・卵巣年齢の高齢化要因
◆体脂肪率28%以上
・多嚢胞性卵巣症候群(排卵障害の一種で不妊症の要因の1つ)
・卵巣年齢高齢化要因
NGな運動、いい運動の具体例
具体的にどういう運動がNGで、妊活のためには何をするといいのか、お伝えしますね。
NGな運動はランニング、高速サイクリング、水泳など
デンマークの研究で、はげしい運動は妊娠率が低下するというものがあります。
はげしい運動とは、ランニング、高速サイクリング、エアロビクス、体操、水泳とされています。
先ほども書きましたが、活発に体を動かすと、身体の中に活性酸素とよばれる細胞を老化される物質が作られます。
活性酸素は身体を老化させるだけでなく卵子や精子も老化させます。
参考:デンマークの研究
妊活にいい運動のイチ押しはウォーキング
はげしい運動でなければよいのですが、ここではとくに、おススメの3つをあげますね。
私も3つともやりました。
毎日全部なんてムリ!という人が多いですよね。
ウォーキングは毎日、休日はストレッチやヨガをプラスするなどして、とにかく継続することを目標にしてください。
ウォーキング
ウォーキングは、私がはじめて行った不妊治療クリニックのカリスマ医師も激押しの運動。
毎日45分歩いてくださいと言われ、雨の日も風の日も歩きました。
下半身の血液循環を向上させ、子宮を温める効果によって、着床環境を向上させると言われています。
吸い込んだ酸素を利用して脂肪をエネルギーに変換し、ダイエット効果も。
また、骨盤底筋が鍛えられることで、安産への準備も整うと言われています。
通勤や買い物といった日常生活に組み込むことができるため、とっても手軽。
運動の時間を確保するのが難しい忙しい人にとっても、電車を一駅手前で降りて歩くなど、チャレンジしやすいですよね。
ストレッチ
骨盤内の血流をうながすストレッチは、妊娠しやすい体を築くためにとっても有効。
私も、妊娠しやすくなるために編み出された『 ファータイルストレッチ 』というのを毎日していました。
めちゃくちゃおすすめです!
体のコリもほぐれるので、ガンコだった肩こりがすっかりなくなりました。
ヨガ
ヨガは、優しい筋肉の使い方とスローペースな動き、そして呼吸法を組み合わせた心地よい有酸素運動です。
ホルモンのバランスを整える効果があるポーズもあり、中でもホットヨガはダイエットにも効果を発揮するとされています。
30代後半で授かった友人たちにおすすめの妊活を教えてもらったところ、ヨガというこたえが多かったです。
さらに、ヨガは代謝を活性化させることで、心地よいリラックス感ももたらします。
今すぐ運動を!卵子の質改善には6カ月かかる
体質を改善するのには、4か月はかかると言われています。
さらに、卵子の質の改善には6か月かかります。
これは、卵子が卵胞細胞から育って、排卵されるまでが6か月だから。
子供がほしいなら、今すぐ体質改善しなければなりません。
運動は、パートナーと一緒にすることで、モチベーションが維持されやすくなるので、ぜひご一緒に取り組んでみてください。
まとめ
- はげしい運動は、活性酸素を生む。
活性酸素はは体を老化させるだけでなく、卵子や精子も老化させる。 - 運動不足は肥満になりやすく、肥満は不妊の原因になる。
- おすすめは、ウォーキング、ストレッチ、ヨガ。
- 体質改善に4カ月、卵子の質改善は6カ月かかるので、今すぐはじめよう。