妊娠・出産

妊活成功に必要な考え方はコレ!

アラフォーの妊活は、やみくもにやっているだけでは成功しません。

原因を可能な限り究明し、高速で改善し続けることで、成功に近づけます。

頭を使わないと、妊娠できないのです。

アネの経験が、参考になれば幸いです。

こんなあなたにおすすめ

  • 妊活に行き詰っていて、これ以上どうしたらよいかわからない。
  • よくわからないので、医者の言う通りにしている。
  • 妊活に疲れ、思考停止してしまっている。

 

 

この記事を書いた人

子宮奇形、多嚢胞、高齢のコンボでしたが、鬼の妊活、不妊治療の末、42歳と44歳で出産。
2児の母。
子供を望むあなたのもとに、赤ちゃんがやってくるよう祈っています。

1.不妊原因を可能な限り追究する

これが一番の原因では?と思われることを絞り込んで対処したところ、その後初めての移植で妊娠→出産となりました。

原因の特定ができないから困ってるんじゃない!とか、原因はわかってるけど、対処ができないから悩んでるんだよ!という方も多いとは思います。

確かに、原因がわかっていても、対処方法がないケースもあります。

でも、原因の特定については、少しでも可能性の高いものを絞り込むことは、できる場合も多いのではないでしょうか。

私は、最初に通った不妊治療院(不妊治療者ならだ誰でも知ってる超有名病院)で、高齢なこと以外は、「原因不明」と言われました。

体外受精で初めての移植をするも、陰性。

その後、治療のため、多忙を極めた仕事を退職し、超健康生活をスタート。

半年体を整えても自然妊娠しなかったら、2度目の体外受精をするつもりでした。

その半年間に、セカンドオピニオンを取りに行きました。

その病院で初めて卵管造影とAMH検査を勧められたのです。

そこで、先天性の子宮奇形と、多嚢胞が発覚。

子宮奇形は、不妊、不育になる可能性があり、多嚢胞は、排卵しにくくなります。

不妊原因あるじゃん!と、ある意味ほっとしました。

夫は問題なし。

2.不妊原因を絞り込み、対応策を立てる

この時点で、子宮奇形、多嚢胞、卵子の老化(当時39歳)のどれかが不妊原因である確率が高いと予想できました。

そのため、それぞれに対して、可能な限りの対処法をリストアップしました。

子宮奇形:
・子宮形成手術

多嚢胞:
・運動
・腹腔鏡下卵巣多孔術(卵巣に穴を開けて排卵を促す手術)
・薬を飲んで排卵を促しタイミングを取る
・体外受精にして採卵することで排卵ができなくても受精卵が作れる

卵子の老化:
・糖質制限
・少しでも若い卵を取っておくため体外受精で受精卵凍結

この中で、すぐできるものから取り組むことに。

順番は以下。

取り組みリスト

1.糖質制限
2.運動
3.体外受精

取り組まなかったものとその理由。

子宮奇形については、手術しか改善策がありません。

難しい手術ではないようですが、リスクは伴うということ。

専門医からも、不妊原因が特定できていない今の段階で手術は勧めないと言われました。

体外受精を選択したので、腹腔鏡下卵巣多孔術と、薬を飲んで排卵を促しタイミングを取ることはしませんでした。

体外受精を選択した理由は、③で説明。

3.対応策の実施

1.糖質制限

卵子の質を高めるのに、糖質制限が有効と本で読みました。

炭水化物を減らし、甘いものは食べないようにしました。

でも、全く取らないのもよくないようなので、炭水化物は朝or昼のみに変更。

自己判断で、糖質を全く摂取しなくなるのは危険なので、気を付けてくださいね。

2.運動

ウォーキングは3か月ほど前から始めており、継続して行うことに。

さらに岩盤浴ヨガに週2で通い、汗を流しました。

3.体外受精

薬を飲んで排卵を促しタイミングを取ることもできたのですが、39歳だと、80~90%の人が妊娠するまでには、1年かかるそうです。

年齢的に、1秒も無駄にしたくなかったため、体外受精を選びました。

体外受精をすることで、卵子の老化と、多嚢胞両方への対応ができます

4.結果を評価する

1.糖質制限

糖質制限後は、良好胚が複数凍結できるようになりました。

この他、一般的な妊活で勧められている、体を温めること、睡眠をしっかり取る、なども並行して行っていたのではっきりは言えませんが、糖質制限も一定の効果があったのではないかと考えています。

2.運動

体の調子がよくなり、血行が良くなったと感じました。

ただ、多嚢胞の症状には、それほど変化がありませんでした。

運動は、妊娠しやすい体を作るためにも必要なので、続けました。

3.体外受精

良好胚ができたので、移植に進みました。

移植は3回行い、2回陰性判定、1回子宮外妊娠。

子宮外妊娠の中でも、2%しかない、腹膜妊娠を経験。

結論

問題は受精卵ではなく、子宮にあると考えられる。子宮奇形が原因の可能性大。

理由:普通は着床しない、腹膜での子宮外妊娠をしたことから、受精卵にさほど問題はないと思われる。
陰性だった判定も、私の中では最高の4AA凍結卵を移植した。体調も万全に整えていた。

もちろん、妊娠できる受精卵とできない受精卵がありますし、グレードのよい卵でも、ダメな場合も多々あります。

しかし、総合的に考えると、受精卵よりは、子宮の問題が大きいと感じました。

5.評価した結果から、次の行動を起こす

子宮奇形が原因のようだ、と考えた私は、子宮奇形の専門医に、手術を依頼しました。

専門医「うーーーーーーーーん(30秒くらい悩む)。わかりました、やってみましょう。」
通常は、2度流産してからでないと手術はしない方針とのことでしたが、今までの経緯と、年齢的に後がないことを考え、手術してもらえることに。

手術後最初の移植で、第一子を出産できました。

やっぱり問題は子宮だったのね!!と確信。

 

まとめ

不妊原因も、対処法も、人それぞれです。

でも、原因追求→原因の絞り込み→対応策を立てる→結果の評価→次の行動へ、という流れを行うことで妊娠に近づけるのは、共通していると思います。

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